こんばんは。
最近、ご無沙汰していたブログですが。今回はちょっと変化球(?)フランス・ジュラ地方の赤ワインのご紹介です。
ワインショップとなると、自分の好みに偏らず様々なワインを提案したいと立ち上げ当初から考えておりますが。やはり、長年の経験からセレクトするワインは自分のカラーが出てしまいます。こちらもそのひとつ。
Arbois Poulsard “Subtil”2018/Jerome Arnoux アルボワ・プールサール・シュブティル2018/ジェローム・アルヌー
Arbois Pinot/Poulsard/Trousseau “Friandise”2018 アルボワ・ピノ・プールサール・トゥルソー〝フリアンディーズ″2018/ジェローム・アルヌー
ジュラ地方、ビオディナミ生産者として注目を浴びるラ・カーヴ・ド・ラ・レーヌ・ジャンヌ(ル・セリエ・デ・ティエルスリーヌ)は、1997年に生産者から葡萄を買い付けるスタイルのネゴシアンとして設立されました。その醸造責任者であるジェローム・アルヌー氏の名の下で造られるキュヴェ。
結論から言うと、とってもエレガントでピュアな果実感のあるブルゴーニュのようなワインです。ブルゴーニュに似ていますが、ニュイ地区のワインのような華やかで堂々たる主張や張りつめた緊張感ではなく、どちらかというとボーヌのワインのような。派手さはないけど、しなやかでじんわり染み入るようなタイプ。アルボワ、白ワインはもちろん赤も要注目のワインです。