瑞々しい、アルザスのピノ・グリ

こんばんは。当ショップのイチオシ生産者、仏アルザスの生産者ミュレの新着を試飲しました!

Pinot Gris Pierre Seches 2018/Mure ピノ・グリ ピエール・セシェ 2018/ミュレ

ピノ・グリはピノ・ノワールの突然変異種で、仏アルザス地方の伝統的な品種として知られていますが、イタリアでは、ピノ・グリージョと呼ばれ、アルザスのスタイルよりもややライトな味わいのワインで親しまれています。果皮がピンクがかった色をしているグリ系品種の代表で、近年はオレンジワインの品種としても人気ですね。

アルザス白ブドウ4品種と言えば、リースリング、ミュスカ、ピノグリ、ゲヴュルツトラミネール。その中でもこの品種のワインは、酸が低く骨格があり、後味にほろ苦さが残る、というのが私のイメージなのですが、ミュレのこのワインはとってもしなやかで瑞々しいのが特徴です!熟した黄桃や洋ナシを頬張ったように、ジュースが口中に広がります。穏やかな酸味とほのかな苦味はピノ・グリらしいのですが、14%のアルコール度なのに決して飲み疲れることはありません。こちらの2018年は華やかでエレガントながら、とても親しみやすい仕上がりです。

その他、ラインナップもそれぞれの良さが綺麗に引き出されています。近年チャレンジしている、リースリング・コート・ド・ルファック・サン・スルフィット・アジュテ2019もサンスフル(酸化防止剤無添加)ながら、所謂自然派ワイン的なナチュラルな旨み系ではなく、クラッシックな美点と風格を残した素晴らしい味わいはさすがのクオリティです!白ワインがメインですが、ピノ・ノワールの赤もおすすめ。

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