Domaine Pierre-Louis&Jean Francois Bersan /ドメーヌ ピエール=ルイ&ジャン=フランソワ ベルサン

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サン=ブリ屈指のストイックでいて熱意ある造り手

家族経営のこの生産者の歴史は、1453年まで遡ります。現在は、親子であるジャン=フランソワとピエール=ルイが、テロワールを尊重する伝統的な手法を貫いています。

彼らは所有する20ヘクタールの畑のポテンシャルをより引き出すために、今では醸造から瓶詰めまでのすべてを衛生的で精密な作業のできるステンレスを用いた近代的な蔵で行っています。

そうして瓶詰めされたワインは11~12世紀頃に造られた丸天井の地下カーヴでゆっくりと熟成をさせられます。イギリスとの100年戦争時に塹壕として造られた、まるで迷路のように入り組んだ地下カーヴは、この地方の観光名所にもなっており、年間生産量はおよそ15万本。そのうち半分は日本を始めイギリスやベルギー、アメリカなどに輸出されます。

畑仕事について

テロワールの尊重
品質の高いブドウを得るために、畑とブドウ樹に焦点を当てています。畑はリュット・レゾネ(減農薬農法)。除草剤、殺虫剤を一切使わず妥協のない仕事をしています。最上の原料となるブドウの健全さを得るために、あらゆる段階でブドウ樹にとって最良の畑作業を施します。重要なことは、「厳格な剪定、そして最適となる収穫日の見極め」だと彼らは言います。競争により養分を求めて地中深くまで根を伸ばすからです。

醸造・熟成について

天然酵母発酵、各々のスタイルに合った醸造方法
ワインを造る要素のすべてはブドウにあるとの考えから、培養酵母は一切添加しません。ステンレスタンクで熟成させるワインは飲み手に喜びを与えてくれます。樽で熟成させるワインはより複雑で豊満な味わいになります。おちゃめでラグビー大好き!! ピエール=ルイ(トップ写真)はボーヌの醸造学校で学んだ後、フランス、そしてニュージーランドで研修し、一年を通して厳格で完璧主義な仕事をしています。ワインを通じて飲み手に喜びを与え、そして分かち合う事、それが彼らにとって最も重要な事なのです。

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