各地方続々と梅雨入りしておりますが、美味しいワインがあれば、梅雨時期もゆったり・しっとり（？）楽しめますね♪
本日は、ギリシャワインのご紹介です。
ドメーヌ・ティミオプロス。初めて出会った時「ギリシャのワインってこんなにリーズナブルで美味しいの！？」と感動した生産者。
Naoussa Alta 2019/Domaine Thymiopoulos ナウサ・アルタ 2019/ドメーヌ・ティミオプロス
いやもうね、下のレンジの若木から造られるジューヌ・ヴィーニュ・ド・クシノマグロ2020がリーズナブルで素敵すぎるかと思ったら、こちらも素晴らしかった～！！
5年位前初めて飲んだギリシャの品種「クシノマグロ」。当時、セミナーなどでも、「イタリア・ピエモンテ州の品種ネッビオーロに似ている」と言われていました。その所以がよくわかるのが、こちらのナウサ・アルタ2019です。
ドライハーブやドライローズ、クランベリー。香りの雰囲気はどこか乾いた印象を受け、確かにネッビオーロを思わせます。若木から造られる、ジューヌ・ヴィーニュ・ド・クシノマグロ2020は、ほのかな甘味を感じるザクロジュースのようなジューシーなワインなのに対して、ナウサ・アルタ2019は奥行きのあるエレガントな味わい。タンニンや酸の質感もドライな印象を受けます。
ほんと、これはもう価格考えても太鼓判！私、優美なネッビオーロ大好きなのですが、ネッビオーロ好きな皆様にもおすすめです。
意図的ではないのですが、合わせたのは餃子(笑)
これが、結構いけました！
質感は敢えて言うなら焼き上げた香ばしい皮目と乾いた質感が相乗したかな？でも、どちらかというと酢醤油が繋いでくれました。醤油と果実の旨み、お酢と酸の質がいい感じにマッチ。
我が家の餃子は野菜多めで皮薄め、あっさり沢山食べられました♪
※前回の「トマトソースパスタ×バルベーラ・ダスティ2016/トリンケーロ」について、後日パスタに加えた食材は、黒オリーブでした。ぎゅっと詰まったワインの果実味の中の、黒系果実がぐっと引き立ちました！
