Maxime Oudiette/マキシム・ウディエット

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コート・デ・ブランの延長上のテロワール、一味異なる素晴らしいブラン・ド・ブラン

ドメーヌはユリス・コランが本拠を置く コンジーと同じコトー・デュ・プティ・モラン地区にあります。この地区には、長らくユリス・コランに続く若手グローワーが出てきませんでしたが、いよいよ新世代のグローワーが現れました。1989 年生まれのマキシム・ウディエットです。マキシムは 1920 年代から続くブドウ栽培農家の 4 代目。高校卒業後、アヴィーズの醸造学校でブドウ栽培と醸造学を修め、アンセルム・セロスでの研修を経て、2012年に家業に参画しました。その後、両親からドメーヌを引き継ぎ 2015 年に自前の醸造所を建設して初めてのシャンパーニュ造りに着手しました。


ウディエットのデビュー作は、コンジーの隣村、ボーネイの単一畑から造られたシャルドネのリューディ・キュヴェ。コート・デ・ブランの延長上のテロワールにありますが、コート・デ・ブランとはまた異なるニュアンスの素晴らしいシャルドネです。

マキシムは、醸造はヴィニュロンによる一年の仕事と一年の天候の記録、そしてテロワールの情報の総合と考えています。そして、ヴィニュロンの仕事の80%は畑で行われると考えています。このため、ワインを自分の目的や理想へと人工的に導くことはしません。ワインは人間の介入が少なければ少ない程、より正確にテロワールの情報を表現してくれるからです。ドメーヌでは、親が子供に向き合って育てるように、ワインに寄り添い、ワインを理解し、ワインを育んで(醸造して)います。

(輸入元より転記)

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