Les Vignerons d’Estezargues/エステザルグ共同組合

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フランス最小の協同組合が手掛ける、ジューシーなローヌワイン

 南仏、アヴィニョン南西のエステザルグ村の協同組合は、10名の栽培農家から成る。各農家によりビオロジックか慣行農法でブドウを栽培してきたが、現在協同組合の全てのワインの栽培はビオロジックへと転換中。瓶詰め時の亜硫酸添加のみで、この規模でのワイナリーでは珍しくフィルターをしていないワインも多いです。
以前の醸造長だったジャン・フランソワ・ニック(現フラール・ルージュ)がこの規模での、この醸造法を確立したとされ、1990年代のヴァン・ナチュールの黎明期に、多くの人の心をつかみ、現在でもフランス全土で多くの人に親しまれています。

ジャン・フランソワの後任ドゥニ・ドゥシャンも力量に恵まれ、総栽培面積569ha、平均年産160万本という量を、毎年安定して生産しています。それどころか、全くの日常的な価格にもかかわらず目覚ましく純度の高い味わいは、毎年磨きがかかっています。2020年にはドゥニが自身のワイナリーを立ち上げ、自分のワイン造りのみに専念したいとエステザルグを一度は去ったのだが、後任の醸造家が続かなかった。2022VTからは再びドゥニが醸造責任者へと戻り、週のうち数日間ワインの管理とワイナリー運営を兼任しています。
 各栽培農家は、協同組合に醸造を委託し、ドメーヌ・ド・ラ・モンタニェット、ドメーヌ・ド・ラ・ペリリエールなど、それぞれドメーヌを名乗っている。一方、プレン・シュッドとキュヴェ・デ・ガレは、複数の生産者のブドウをブレンドして造られる組合全体のスタンダードなワインです。


(輸入元より抜粋)

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