五代目当主ブノワ・マルゲの感性開く新時代シャンパーニュ
マルゲ一族は、もともと地元シャンパーニュでアンボネの区画「ラ・グランド・リュエル」など、優良畑を所有し、大手メゾンにブドウを供給してきました。そして見識、感性ともにすぐれる5代目当主ブノワ・マルゲの登場によりワイン造りは大きく転換します。
1905年からビン詰め開始の歴史あるドメーヌの5代目ブノワ・マルゲ。
もともと有機栽培に興味をもち、2004年にデュヴァル・ルロワ社で、シェフ・ド・カーヴ(醸造長)を務めていたエルヴェ・ジェスタンを訪ねました。その出会いをきっかけに、新時代マルゲとして、日々成長を遂げることとなります。
5つのグランクリュ村(アンボネ、ブジィ、アイ、シュイィ、ヴェルズネイ)に畑を保有していますが、優れた畑を所有しているだけでは優れたシャンパーニュができるわけではないと挑戦し続け、2009年からビオディナミ農法を始めたほか、2010年から馬での耕作を開始しました。今ではアンボネを代表する造り手です。
つねに妥協せずに我が道を行き、大胆な決断をくだすブノワは、土壌学の権威クロード・ブルギニヨンの助言を仰いでも、鵜呑みにしません。畑は2009年からビオディナミに転換し、2010年から馬による耕作を開始。村や区画ごとにVTの個性を鮮やかに引き出すために、すべてのキュヴェでドザージュ・ゼロをつらぬきます。近年セラーを大革新して精妙な最新機器を導入するかたわらで、感性と祈りが満ちる空間を実現。その結果が、人も羨む高域な品ぞろえ、その圧倒的な水準の高さと、繊細至純な味わい。
すなわち、ビオディナミの精髄を集めたトップキュヴェ「サピエンス」、マルゲの根拠地であるアンボネの「リュー・ディ」シリーズ、各村の個性をマルゲ流に映し出すクリュ別シャンパーニュ(一部買いブドウ)、ソレラシステムを援用したリザーヴワインをブレンドするシャーマン&ユーマン、それぞれに明確な個性があり、揺るぎない評価を受けています。
(輸入元・HPより抜粋)