Crété Chamberlin/クレテ・シャンベルタン

テロワールを追求する新世代アルティザン・シャンパーニュ

メゾンの歴史は 17 世紀に遡ります。1683 年にブドウ栽培を始め、クレテ家とベルラン家の結婚により 1887 年にシャンパーニュの醸造を開始しました。時代を経て15 代目のマチューと妹のブランディーヌが受け継ぎ、2020 年に「クレテ・シャンベルラン」の名で新たなスタートを切ったばかりです。現在はコート・デ・ブランとマルヌ渓谷の11の村にまたがる8ヘクタールの所有畑から、11種類のシャンパーニュをリリースしています。

全てのシャンパーニュはテート・ド・キュヴェ(一番搾り)だけを使用。醸造は、果汁を16℃に管理されたステンレスタンクで10~12日間発酵させ、澱とともに熟成し瓶詰め、瓶内二次 発酵を行います。醸造過程での介入は最小限で、SO2の使用も最小限。特筆すべきは、88区画に分かれた区画 ごとにそれぞれ醸造するという徹底したこだわりを持っていることです。どのキュヴェも、⾧年の努力と試行錯誤の結果、 独自の風味と個性を持っています。

かつてこの地方は冷涼な気候のためブドウが熟しにくく、主に大手メゾンや協同組合がどのヴィンテージでも均一な商品を生産してきました。しかし、時代が進むにつれ、収穫年や土地の違いに注目が集まり、“テロワール”を追求する生産者の存在感が増しています。現在では、大手メゾンとRM(レコルタン・マニピュラン)と呼ばれる小規模生産者の間で哲学が多様化しており、テロワールを意識した高品質なRMが増えています。マチューとブランディーヌは、まさに日々テロワールに向き合うアルティザン。彼らのシャンパーニュは、地元エペルネやランスのワイン関係者、愛飲家の間で注目を集め始めています。

(輸入元より転記)


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