DomaineAurelien/ドメーヌ・オーレリアン

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シャンパーニュに隣接する、クレマン・ド・ブルゴーニュの草分け的存在

ブルゴーニュのワイン産地には、シャブリやコート・ド・ニュイとは別に、唯一シャンパーニュに隣接する地区がありますChatillonais シャティヨと呼ばれる地区です。古文書によれば、シャティヨネでは 2000年以上前にブドウ畑が存在していたと書かれています。中世にはクレマンで高い名声を博していましたが、2 度の世界大戦と不景気、そしてフィロキセラ禍によってブドウ畑は荒廃してしまいました。しかし、1980 年以降、地元の造り手達の努力によって今、復興の時を迎えています。
シャティヨネ地区はシャンパーニュ地方に隣り合っているため、スパークリングワインの生産が盛んで、シャンパーニュと同様、ピノ・ノワールとシャルドネの高貴品種から、瓶内二次発酵でクレマン・ド・ブルゴーニュが造られています。ブドウ畑は南南西向きで、ブドウの成熟に適切な素晴らしい日照に恵まれています。土壌もシャンパーニュと地続きであるため、ジュラ紀の石灰岩で構成された複雑な土壌で、表土は薄いものの、心土に向かうにしたがってだんだんと硬くなっていきます。この並外れた土壌に植えられたブドウからは洗練さと深み、アロマの豊かさを兼ね備えたクレマンを生み出されます。


近年、地元ブルゴーニュでは、このシャティヨネ地区を『クレマン王国』と呼称し、『LaRoute du Crémant=クレマン街道』を巡るツアーや『フェット・ド・クレマン』と呼ばれる祭りを実施するなど、シャティヨネ地区がクレマン・ド・ブルゴーニュの本場であることを大々的にアピールしてプロモーションを行い、名声の復興に尽力しています。

ドメーヌ・オーレリアンではスティルワインは一切造らず、クレマン・ド・ブルゴーニュに特化しています。ドメーヌのクレマンはビオロジックに近いアプローチで栽培した自社畑100%のピノ・ノワールとシャルドネから、シャンパーニュと同じ製法で醸造されています。発泡性は 7 気圧と高く、最低40ヶ月の⾧期熟成を施すため、シャンパーニュに比肩する高いクオリティを備え、非常にコストパフォーマンスの高いものとなっております。

(輸入元より転記)

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