陽気なヴァン・ナチュール!

こんばんは。

おすすめワインは沢山ありますが、本日のワインはやっとお披露目できたこちら。ドイツの生産者ヴァイングート・ヴァインライヒのナチュール・シリーズ。

慎重で冷静な兄と情熱的な弟、ドイツ銘醸地の一つ、ラインヘッセンの生産者ヴァインライヒ兄弟が産み出すワインには目が離せません!

従来のシリーズは、ワインビギナーからワイン通まで楽しめるスタイリッシュでフレッシュなワイン。それに加えて、チャレンジの自然派ワインが入荷しました。

Tacheles2019/Weingut Weinreich タヘレス2019/ヴァイングート ヴァインライヒ

白ブドウを果皮浸漬(皮や種子ごと発酵)して造られるオレンジワインタイプ。夏みかんやはっさくなどの柑橘の香りにジャスミンのような華やかな香り、アフターにはほろ苦さがあり、まるで旨みたっぷりのグレープフルーツジュースのようです。

Heiter Bis Wolkig2018/Weingut Weinreich ハイター・ビス・ヴォルキヒ2018/ヴァイングート ヴァインライヒ

シャープな酸味が白ワインのようで、「晴れと曇りの間」と名付けられたこのワインは、白ブドウと黒ブドウを半々に混ぜて造られます。「晴れの日もあれば曇りの日もある」私達の毎日の気分にも寄り添ってくれるようなワイン。酸化防止剤無添加ですが、健全なブドウを思わせる淀みのないクオリティです。

ラベルもユーモアあふれるセンス。軽やかで気取らない味わいは、ちょっと後ろ向きになりそうな日にも元気をくれそうな、そんなワインです!

生産者の想い

先日放映された、プロフェッションナル 仕事の流儀。「笑顔をうつす、ひとしずく~ワイン醸造家・斎藤まゆ~」というタイトルで、山梨キスヴィン・ワイナリーの女性醸造家・斎藤まゆさんのことが特集されていました。

第13回ソムリエ世界大会優勝者、故ジェラール・バッセ氏を唸らせたというワインを産み出した斎藤さん。ジェラール・バッセさんと言えば、マスター・オブ・ワインやマスター・ソムリエなどワイン界のトップの資格やコンクールの優勝など、輝かしい経歴の持ち主。マスター・オブ・ワインもマスター・ソムリエもワインのプロとして世界最高峰の資格。その頂点に上り詰めた人が、日本のワインを絶賛するなんてどんなワインなのだろう、その記事を読んだ時、私はそう思っていました。

私がキズヴィン・ワイナリーの甲州を飲んだのはちょうど2年くらい前。バッセさんが食道がんで亡くなったというニュースが入ってきた2019年1月の数か月後でした。

改めて、甲州というブドウは面白いと思う、そして、新しい甲州のポテンシャルを発見したワインと当時のFacebookに書いてあります。

ワインは、それまで私が知っていた甲州とは異なり、アプリコットや黄桃のニュアンス、中心にある果実味とエキスと酸がキレイにバランスの取れたスタイル。

甲州というと、従来のクリーンでフレッシュな柑橘系のフレーバーを持ち味として活かした繊細なスタイル、近年は果皮と共に醸すドライでタンニンを持つオレンジワインにも定評があります。

こんなスタイルのワインを産み出せるこの品種と日本の生産者に魅せられたのを懐かしく思いながら、斎藤さんとキスヴィンワイナリーに見入った夜でした。

まだまだ日本ワインの取り扱いはできませんが、海外の生産者も日本の生産者もきっと想いは同じ。飲み手の元に届くまで、しっかり管理し美味しさを届けられる、その良さを伝えられるワイン屋になるぞ~、なんて思ったのでありました。

しっとりナチュラルなボルドー

こんばんは。今日の関東は1日雨模様でしたが、お付き合いさせて頂いているボルドーワインの輸入元アストルさんの試飲会に行ってきました。感染症対策もしっかりし、30種類弱のワインを試飲。

ボルドーワインというと、ブルゴーニュと並んでなかなか手を出しにくい高嶺の花というイメージですが、アストルさんのワインはデイリー向きからグランヴァンまで幅広いのです。

普段から好んで使わせて頂いている定番から、スポットの蔵出しヴィンテージワインまで。さらに昨今ボルドーの生産者も力を入れているナチュールワインも。

ボルドーにはボルドーの魅力がやっぱりあって、この良さをもっと伝えられたらいいなと思い帰宅したのでありました。曳舟にあるハム&サラミのお店オーティスさんにも立ち寄り美味しいハム&サラミ&チーズもゲット♫

さてまだ取り扱いの種類は少ないのですが、当店おすすめワインはこちら。

Domaine de la Grand Courraye2016/Château Beausejour ドメーヌ・ド・ラ・グランド・クーライ2016/シャトー・ボーセジュール

一般価格 2,500円(税込2,750円) 会員価格2,250円(税込2,225円)

ビオオロジック認証で管理され、草も手入れをせず生やしておくことで、より自然を尊重しながらブドウを栽培しており、自然環境に配慮した造りをしているボルドーです。ボルドーは固くて渋い、飲みにくい、と思ってらっしゃる方にぜひ試して頂きたい飲み心地の良いワイン。でも、ボルドーらしい雰囲気はきちんと感じられます。メルローのしなやかさにカベルネ・フランのスパイスやハーブのニュアンスがいいアクセントになった食卓に欲しい1本です。

こちらは、4月の季節の食卓ワインセット(テーマは筍)のうちの1本です。ご注文は4/15(木)まで!

春の食卓に寄り添うヴィオニエ!

デイリーワインに必須!南仏ランドック、イチオシ生産者のドメーヌクードレ。

どのキュヴェもお値段以上のクオリティですが、なんと言ってもダントツなのは、こちら。

Viognier Pays d’Oc2020/Domaine Coudoulet ヴィオニエ ペイ・ドック/ドメーヌ・クードレ

定価 2,000円(税込2,200円) 会員価格 1,800円(税込1,980円

ヴィオニエらしい白桃や白い花の華やかな香り、それでいてフレッシュな味わいは、もう理屈抜きに美味しいの一言。2020年ヴィンテージがリリースされましたが、例年以上に果実味が瑞々しくて満足度の高い仕上がりとなっています!

4月のワインセットにも含まれています。テーマが筍なので、筍のバター焼きと検証…。

まろやかなエキスがバターの風味に、後口の苦味が筍のほろ苦さとよく合います!

春の味覚を美味しくしてくれる、食卓ワインです。

紅茶のよう!貴腐と熟成の絶妙な雰囲気

アルザスの名門ビオディナミの生産者、クリスチャン・ビネール。旨み染み入る味わいながらフィネスも感じられ、そのバランスは絶妙で、引く手あまたの生産者です。

その中でも、少しゆったりとした休日に開けてみたのがこちらのやや甘さを感じるワイン。

Si doux Si Glou Glou V2.0 NV/Christian Binner シ ドゥー シ グルグル V2.0 NV /クリスチャン ・ ビネール

定価 3,800円(税込4,180円) 会員価格 3,420円(税込3,762円

アルザス伝統の甘口、遅摘みのヴァンダンジュ・タルディヴや貴腐ワインのセレクシオン・ド・グラン・ノーブルを複数のヴィンテージブレンドされた異例な作品。貴腐の甘いノートに加えてやや酸化を伴う熟成香、優しい残糖と奥行きのある味わいが、上質なアールグレイのようで、ゆったり贅沢な気分にさせてくれます。

甘過ぎず後口はややドライさもありさっぱりとさえ感じられるので、食事と合わせても楽しめます。複雑さと奥行きがあり他に類を見ないワイン。普段は辛口ワインオンリーという方にもぜひ試して頂きたい雰囲気ある1本です。