フィサンはもちろん、ジュヴレ・シャンベルタンも!

ブルゴーニュ地方フィサン村の秀逸な生産者、ドメーヌ・ベルトー・ジェルべ。フィサン村はジュヴレ・シャンベルタン村にほぼ隣接したアぺラシオンで、知名度こそ低いですがそのスタイルは両者似ていると言われています。

私がこの生産者に出会ったのは、現当主アメリ―・ベルトー氏が手掛けるようになってからですが、先代のワインも一度口にしたことがあります。そちらは、今よりクラッシックな印象でした。どちらもスタイルの違いで好みはあると思うのですが、アメリ―氏が造るワインは、「非常に洗練されている」という言葉がぴったりです。

フィサンというと、以前は他の有名アぺラシオンの陰に隠れてやや野暮ったい印象でしたが、この生産者のワインは、全てのキュヴェがスタイリッシュで咎ったところや淀みがありません。ご当地キュヴェのフィサンはもちろん、先日試飲したこちらのジュヴレ・シャンベルタンもとってもクオリティが高く満足度の高いワインです。

Gevrey Chambertin 2018/Domaine Denis Berthaut&Berthaut Gerbet ジュヴレ・シャンベルタン2018/ドメーヌ・ベルトー・ジェルベ

定価 8,000円(税込8,800円) 会員価格 7,200円(税込7,920円

他銘醸地で研修したアメリ―氏の手掛ける、力強さだけでなく繊細さと複雑さを持つ、洗練された現代のジュヴレ。よきブルゴーニュです。

ぶどう畑で乾杯

昨年度から、関わらせて頂いている東京ワイナリーさんと練馬区のねりまワインプロジェクト。練馬区は東京23区の中でも最大の農地を誇ります。ねりまの畑で育てたブドウでワインを作ることを目的にした活動。私は千葉県在住で区民ではありませんし、体験程度にしか参加できていないのですが、ワインの仕事に携わる中で「少しでもワイン造りの現場を見てみたい!」と思いから、応募させて頂きました。

今回は2020年のブドウを使ったワインが完成したという報告を受け、お披露目会に参加してきました。開催場所はブドウ畑。天気にも恵まれ青空の下、ピノ・グリで造られたワインで乾杯。とても気持ちの良いものでした。

東京ワイナリーさんのワインは、新鮮なお野菜との相性がいいと思います。この茜色の瑞々しいロゼも菜の花や筍とピッタリでした。

昨年は、ぶどう樹の植樹や誘引、芽キズ入れ、草むしり、番線貼り、収穫、選果などに少しだけ参加。これが毎日続くブドウ栽培は、本当に大変だろうなと素人目にも思います。今後も応援しております!

2020年のワインは、白84本・赤20本・ロゼ120本の生産とのこと。※販売は終了しているそうです。※ブログを書いておきながら、すみません。当ショップでは東京ワイナリーさんのワインは扱っておりません。

他ワインや活動にご興味ある方は、東京ワイナリーさんをチェックしてみてくださいね!

ナチュラルなロワールの変化

3月も残りあと少しですね。今年は桜の開花も早く、暖かくてうきうきしている店長です。

さて、昨夜抜栓したのはこちらのワイン。

Sanserre Les Quarterons2018/Sebastien Riffault サンセール・レ・カルトロン2018/セバスチャン・リフォー

定価3,400円(税込3,740円) 会員価格3,060円(税込3,366円)

自然派ワインの聖地と言われる、フランス・ロワール河地方。そのサンセールの地で家族代々、農業を営む生産者です。

最初の印象は、ナチュラルなワインに感じられる赤いリンゴをすりおろしたようなニュアンス。サンセールのアぺラシオンの持つ、キリっとしたシャープな印象(私のイメージです)というよりも、ナチュラルな旨みや厚みに傾倒しています。

以前飲んだのは、昨年の夏のワイン講座で提供した際でした。初めて参加下さった方が、ソーヴィニヨン・ブランを使ったワイン4種の中で1番好きと仰っていたのが印象的でした。その時よりも、少し果実の厚みが出てきたように思います。

ところで。こちらのワインの魅力は抜栓後の変化と食事との相性だ、と今回は思いました。ワインは生ものですので、味わいは刻々と変化しますね。(抜栓後は特に)その変化が、ワイン一つ一つ違うのが面白いのですが。

温度の上昇と空気に触れたこともあり、抜栓30分後くらいには、白桃や甘い蜜の香りが出てきて同時に果実の厚みが増してきました。合わせる料理によっては、渋みのあまりないジャスミン茶のような印象にも。

自然派ワインの変化や熟成の経験値はまだまだ低い私ですが、ロワールの自然派ワインのポテンシャルには時々驚かされています。

懐かしいブルゴーニュに再会

こんばんは。先日発売された「リアルワインガイド」というワイン情報誌の春号で、こちらのワインが大絶賛されました。

オレリアン・ヴェルデ…コートドールの中心ニュイサンジョルジュ村から西に約10キロ、山道を走り抜けるとARCENANT(アルスナン)村の生産者です。

Hautes-Cotes-De-Nuit Le Prieure2018/Aurélien Verdet オート・コート・ド・ニュイ ル プリュレ2018/オーレリアン・ヴェルデ

ソムリエ時代に出会った生産者の一つで、懐かしいなぁと思い、少しだけ仕入れていたのですが、とても評判と聞いて「これは飲んでみなければ!」と思い、早速試飲してみました。久しぶりに口にした懐かしい生産者のワインは、とても洗練されていて驚きました。いや、流行りのスタイルも私の嗜好も変わっているのはもちろんなのでですが。今や高騰するブルゴーニュワイン、名前負けしてしまうワインが多い気もしますが、やはりいいブルゴーニュは美味しいですね。オート・コート・ド・ニュイはニュイ地区に比べてやや冷涼な地域ゆえ、酸は保持されたまま、果実味がしっかりと乗っており、赤系果実やスパイスが次々に表情を変えていきます。非常に均整がとれていて、樽の風味も上品で、妖艶な魅力たっぷりです。

既に完売しておりますが、また素晴らしいブルゴーニュワインに再会できたこと嬉しく思いブログに記しておこうと思います。

こちらの白も残り1本となりますが、おすすめです。↓↓↓

Bourgogne Blanc2018/Aurélien Verdet ブルゴーニュ・ブラン2018/オレリアン・ヴェルデ

フルーツトマトとロゼワイン

いきなりですが、先日とっても美味しいフルーツトマトを頂きました。

「レッドオーレ」というトマトです。フルーツトマト、頻繁に買うわけではないのですが、今まで食べた中でも特に甘くて瑞々しいのにびっくりしました。私は、トマトを料理に使う際、加熱してしまうことが多いのですが、「こちらは断然生で食べたい!」と思い、サニーレタスにモルタデッラハム(同じ市内のハム屋さんで購入したもの)と一緒に乗せてパクリ。

ワインは試飲中のロワールのロゼを。

Vin De Frantz Rose2019/Frantz Saumon ヴァン ド フランツ ロゼ2019/フランツ・ソーモン

どうかな~と思ったのですが、悪くありません。辛口ですが果実味の強いロゼなので、トマトの青っぽさが引き立ってしまうかも?と懸念しましたが、そこは気になりません。とにかくこの「レッドオーレ」の甘みはフルーツのようで、果実味強いこのロゼの甘さレベルがちょうどいい感じ。

トマトとワイン、とういとトマトソースを使って「酸味を添わせる」パターンをよく試しますが、こんなフルーツ感覚のトマトなら甘さを添わせるのもアリですね!

食事と合わせやすい!ジョージアオレンジワイン

こんばんは。

先日の大雨は凄かったですね。ブドウ栽培のお手伝いに行けなくなってしまい、ちょっと残念でしたが、大きな被害もなさそうでよかったです。

個人的には、映画を見てリフレッシュした店長です。

さて、今日のワインはとっても個人的に好みのオレンジワイン。

Tsolikouri2017/Vartsikhe Marani ツォリコウリ2017/ヴァルツィヘ・マラニ

ワイン発祥の地と言われている(所説ありますが)ジョージア、イメレティ地方で造られたワイン、「ツォリコウリ」というイメレティ地方で最も多く栽培されている品種で高い酸と豊富なアロマ、エレガントなアフターが特徴の品種を、グヴェヴリ(素焼きの壺)で醸して造られます。

ジョージアのオレンジワインというと、少し癖の強いワインが多いかなという印象ですが、こちらは口当たりも優しくとってもフードフレンドリーなワインです。とは言っても、他にはない個性が楽しめるので、「ジョージアのオレンジワインを一度飲んでみたい!」という方におすすめです。

クリーミ―で軽快な上質クラフトビール

こんばんは。日々ワインは飲んでいますが(取り扱いないワインも含めて)、本日はスペインの生産者の美味しいクラフトビールのご紹介です。

毎年開催されている現地のナチュラルワインのサロンなどでもサーブされているナチュラルワイン界ではおなじみのクラフトビール。バルセロナの中心街から北東へ少し離れた住宅街の一角に小さなブルワリーとのこと。私は初めて飲みましたが、所謂日本で主流のビールに求められるような、のど越しやキレのあるタイプでは全くありません。

クリーミーな泡立ちと軽快さ、穏やかな苦味は飲み心地が良く、1本750㎖ですがするするとあっという間に飲めてしまいそうです。

バランスが良く、クリーミーな泡立ち・ホップの風味に加えて程よくフルーティさも感じる味わいの「セゾン」

Saison /Cyclic Beer Farm セゾン/サイクリック・ビア・ファーム

酸味のきいた白ワインのように楽しめるサワーエール「チャノ・チャノ」

Xino Xano /Cyclic Beer Farm チャノチャノ/サイクリック・ビア・ファーム

今の季節にピッタリのクラフトビールです!

ドイツの優美なシュぺート・ブルグンダー

少しづつ暖かくなり、梅や菜の花など、春の花が咲いていますね。

輸入元さんからの一押しドイツワイン、ようやく試飲しました。

Spätburgunder 2017/Meyer-Näkel シュペートブルグンダー 2017/マイヤー・ネーケル

ドイツワインというと、リースリングなどの白ワインを想像することが多いと思いますが、こちらは赤ワイン。ドイツの赤ワインと言えば…生産量1位のブドウ品種は「シュぺート・ブルグンダー」

ワインのプロでもなければ、あまり聞いたことのない名前の品種ではないでしょうか。実はこの品種、ドイツでいうところの「ピノ・ノワール」です。ブドウ品種名というのは、同じ品種でも生産地が違えば呼び名が異なる、というのはよくあります。

さて、ブルゴーニュのピノ・ノワールは、世界でも名高い銘酒が沢山ありますが、ドイツ・アール地方のこちらもとても優美なワインです。

ドイツのシュぺート・ブルグンダーの気品と個性をきっちり主張しています。13.5%のアルコール度数を感じさせない軽快さのあるシュぺート・ブルグンダー。料理人手作りのシャルキュトリーなどとあわせたら、繊細で旨みのある味わいが相乗するのでは…と想像しました。

後日検証してみたいと思います!