旨みたっぷり、アルザスの名手

日々のワインを毎日投稿はできておらずですが…。

本日ご紹介のワインはこちら。

Pinot Gris Hinterberg2013/Christian Binner ピノグリ ヒンテルベルグ NF/クリスチャン・ビネール

初めてこの生産者のリースリングを飲んだ時、全体の雰囲気は素朴なのに、中心のエネルギーがじわじわ迫ってくる旨みの強いワインだなぁ、と印象に残っているのを覚えています。アルザスの生産者、クリスチャン・ビネール。名門・自然派の生産者が手掛ける、飲み頃を迎えた酸化防止剤無添加のピノ・グリ。

アールグレイ、中国茶、夏みかん、マーマレード、ハチミツにくるみ…

酸化防止剤無添加がゆえに、やや揮発酸が出てはいますが、果実味はまだ生きていて厚みがあります。8年熟成してもなお、瑞々しい果実味とエキスの力強さ。酸味は、やや収斂さを帯びて後半のほろ苦さへとつながります。SO2無添加にして、この熟成した姿は、なかなかお目にかかることはできません。酸の質は少々変化していますが、飲み応え十分な秀逸なワイン。ただし抜栓してからの酸化が著しい側面もあり、早めに飲み切るべきワインです。

自然派ワインって美味しさと不安定さは紙一重…。初めてそういったワインに出会った時から、ずっと感じていました。しかし、日々成長していく生産者のワイン達にはには本当に目が離せません。彼らの類まれなる努力の結果でしょう、いつも驚かされる発見があります。

今回もそんな貴重な経験でありました。

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