先日、深川ワイナリーさんで醸造をちょっとだけ体験させて頂きました。汚れないように、とレインコートを着て準備OK。
作業内容は、除梗、破砕の体験。除梗と破砕が同時にできる機械に、長野県安曇野から届いた、マスカット・ベーリーAをどんどん投入していきます。果皮もしっかり厚く、大粒で種も大きいブドウでした。果皮をつぶすと色素は濃く手が真っ赤になるほど。房もかなり大きいものもあり、私が今まで見た醸造用のブドウの中ではダントツに大きいブドウでした。
籠いっぱいに入った葡萄はかなり重たく、下から支えてもらわないと、逆さにひっくり返すことが難しい…。
機械が勢いよく動き出すと、投入したブドウが次々と螺旋状の刃に吸い込まれていき、発酵槽に破砕されたブドウと果汁が落ちると同時に、果梗の部分だけが機械の端に取り除かれていく仕組みです。この除梗破砕機、構造はかなりシンプルなもので、かなり昔からあるそうです。
参加者6人で力を合わせて終了後は、発酵中の長野のメルローの「ピジャージュ(櫂入れ)」を体験させて頂きました。上から棒でかき混ぜることにより、色素や風味の抽出を一定にさせる共に雑菌の繁殖を防ぎます。
大人の社会科見学みたい。色々お話も聴けて、勉強になりました。ご一緒くださいました皆様誠にありがとうございました!