湿気を吹き飛ばす、NZのピノグリ

こんにちは。

やっと緊急事態宣言も解除(沖縄以外…)短時間ではありますが、飲食店さんでのお酒の提供も可能となってきました。もやもや吹き飛ばして、夏に向けて気分を上げていきたい!そんな時にピッタリのニュージーランドワイン、入荷しました。

Green Songs Atamai Pinot Gris2017/Green Songs グリーンソングス アタマイ ピノグリ2017/グリーンソングス

当店初のニューワールドワインは、ニュージーランドより。NZに特化してクオリティの高いワインを輸入している、サザンクロスさんから。

世界レベルのワイン生産国の後発国ながら、データや経験の蓄積によりいち早く成功したニュージーランド。日本人醸造家の研修先としても人気があります。活躍する日本人醸造家の一人、小山浩平さんのプロデュースするワインです。

小山さんは、ロンドンでビジネスの世界を11年経験。一方で元々母方が山形の酒蔵の家系ということに加え、ワインの奥深さに魅了され、自然環境の中でワイン作りを行うべく2011 年にニュージーランドに渡りました。

南半球で最も古い農業学校で世界的な研究機関でもある Lincoln 大学の葡萄栽培・ワイン醸造学科を日本人で初めて首席で卒業、2014年にワイナリーを立ち上げました。

こちらは南島のネルソンで造られるピノ・グリージョ。明るいゴールド色に華やかながら奥ゆかしいフルーツやレモングラス、緑茶の香り。とろみのあるアタックにコクのあるアフター。ちょっと後味に塩気を感じるこのワインは、湿度の高いこの時期にピッタリな白ワインです!

自然なぶどうの美味しさ、フランツ・ソーモン

こんばんは。本日は、新着の中でイチオシワインのご紹介です。

Vin De Frantz Chenin/Chardonnay2019/Frantz Saumon ヴァン ド フランツ シュナン/シャルドネ2019/フランツ・ソーモン

 ロワール地方トゥールから東側にロワール河とシェール河の間に広がるACモンルイの生産者。1938年に認定され、シュナンブランで辛口から甘口までの白ワインを生産しております。

フランツ・ソーモンは2002年からワイン造りを始めた醸造家で、今ではドメーヌだけの生産量では足りなく2009年からネゴシアンの会社アン・ソーモン・ダン・ラ・ロワールを設立。

こちらはネゴスものですが、お値段考えたらかなりおすすめ!

シュドウエストGersのシャルドネとトゥーレーヌのシュナンブランを購入し自身のドメーヌで仕込んだというもの。シャルドネとシュナン・ブランの良いとこどり!シャルドネのふくよかさに、シュナン・ブランの熟したカリンやネクタリンのような甘みが厚みを重ねています。トロピカルな雰囲気は、2019らしさもあるのかな~と他キュヴェを飲んでみても感じます。

「釣りが好き」という生産者の、魚のラベルもユニークなワイン。

ワイン屋の回想録

珍しく、ワインではなく自分ネタを。よろしければお付き合いください。

社会人になった頃、目指していたのはソムリエでなく料理人。大学に入ったはいいものの、卒業間近になって料理に目覚め、東京国立にある「辻調エコール・キュリネール国立」という1年制の料理学校に通いました。今思うと計画性のない生き方で恥ずかしいのですが、それはもうとっても充実した日々でした。

辻調では、週6日学校指定の料理店で働く代わりに格安で住まいを借りれるという、アルバイト進学制度がありました。私はそれを利用し、東京・八王子にある「うかい竹亭」という茶懐石料理店でアルバイトをします。学校が終わった後、接客用の着物に着替えて懐石コースを一品ずつ運ぶ、という初めての接客経験。

それまでは、ファミレスのホールしか経験がなく、着物に着替えるのも一苦労。広い敷地内には、離れのお客様個室がいくつもあり、週末には大・小の法事から婚礼まで、たくさんの予約が入ります。池には鯉が泳ぎ、まるで時代を遡ったかのような庭造り。先付、八寸に始まる茶懐石料理の流れはもちろん、季節の食材、お華や器、お客様が来店されてから帰られるまで、すべての空間を演出する和の接客は、ハードな反面、とても新鮮だったのを覚えています。だって、昼間はフレンチの勉強ですから。

あれから20年。

日々、仕事にしているとワインも料理もモチベーションを保つのが難しい時があります。きっと皆そうじゃないかな。そんな時は、料理人を目指していた自分やワインに感動してワクワクしていた頃の気持ちを思い出してみます。

そうすると、またやりたいことが見えてきます。さて、また次の目標に向かって動き出そうと思います!

お付き合いくださり、ありがとうございました。

トマトの旨みと相乗オレンジワイン

5月にして梅雨モードかな…と思っていたら、ここ数日夏の暑さですね。

6月の季節の食卓ワインセット、内容決定しましたー。食材はこれから美味しいトマト。イタリアン好きな私も大好き食材の一つです。

内容はこちら

今回の定期便は、こちらの新着オレンジワインも入ります!

Orange is the New White 2019/Kleinknecht オレンジ イズ ザ ニュー ホワイト2019/クラインクネヒト

完熟したトマトを攪拌し、自然の力で濾したジュような旨みのある味わい。←料理学校時代、卒業制作の大皿料理で造ったトマトのジュレ。その透明なジュースを数日かけてとった時の味を思い出したのです。そんなわけで、「これはもうトマト!」と思ってしまったのです。二日目からは、少しゲヴュルツトラミネールの華やかなアロマが上がってきます♪

「オレンジ・イズ・ザ・ニュー・ホワイト」某ドラマのタイトルのようなネーミングもユニーク。飲んでいて楽しくなるようなワインです。

ブルゴーニュに匹敵!?エレガントなジュラ

こんばんは。

最近、ご無沙汰していたブログですが。今回はちょっと変化球(?)フランス・ジュラ地方の赤ワインのご紹介です。

ワインショップとなると、自分の好みに偏らず様々なワインを提案したいと立ち上げ当初から考えておりますが。やはり、長年の経験からセレクトするワインは自分のカラーが出てしまいます。こちらもそのひとつ。

Arbois Poulsard “Subtil”2018/Jerome Arnoux アルボワ・プールサール・シュブティル2018/ジェローム・アルヌー

Arbois Pinot/Poulsard/Trousseau “Friandise”2018 アルボワ・ピノ・プールサール・トゥルソー〝フリアンディーズ″2018/ジェローム・アルヌー

ジュラ地方、ビオディナミ生産者として注目を浴びるラ・カーヴ・ド・ラ・レーヌ・ジャンヌ(ル・セリエ・デ・ティエルスリーヌ)は、1997年に生産者から葡萄を買い付けるスタイルのネゴシアンとして設立されました。その醸造責任者であるジェローム・アルヌー氏の名の下で造られるキュヴェ。

結論から言うと、とってもエレガントでピュアな果実感のあるブルゴーニュのようなワインです。ブルゴーニュに似ていますが、ニュイ地区のワインのような華やかで堂々たる主張や張りつめた緊張感ではなく、どちらかというとボーヌのワインのような。派手さはないけど、しなやかでじんわり染み入るようなタイプ。アルボワ、白ワインはもちろん赤も要注目のワインです。

瑞々しい、アルザスのピノ・グリ

こんばんは。当ショップのイチオシ生産者、仏アルザスの生産者ミュレの新着を試飲しました!

Pinot Gris Pierre Seches 2018/Mure ピノ・グリ ピエール・セシェ 2018/ミュレ

ピノ・グリはピノ・ノワールの突然変異種で、仏アルザス地方の伝統的な品種として知られていますが、イタリアでは、ピノ・グリージョと呼ばれ、アルザスのスタイルよりもややライトな味わいのワインで親しまれています。果皮がピンクがかった色をしているグリ系品種の代表で、近年はオレンジワインの品種としても人気ですね。

アルザス白ブドウ4品種と言えば、リースリング、ミュスカ、ピノグリ、ゲヴュルツトラミネール。その中でもこの品種のワインは、酸が低く骨格があり、後味にほろ苦さが残る、というのが私のイメージなのですが、ミュレのこのワインはとってもしなやかで瑞々しいのが特徴です!熟した黄桃や洋ナシを頬張ったように、ジュースが口中に広がります。穏やかな酸味とほのかな苦味はピノ・グリらしいのですが、14%のアルコール度なのに決して飲み疲れることはありません。こちらの2018年は華やかでエレガントながら、とても親しみやすい仕上がりです。

その他、ラインナップもそれぞれの良さが綺麗に引き出されています。近年チャレンジしている、リースリング・コート・ド・ルファック・サン・スルフィット・アジュテ2019もサンスフル(酸化防止剤無添加)ながら、所謂自然派ワイン的なナチュラルな旨み系ではなく、クラッシックな美点と風格を残した素晴らしい味わいはさすがのクオリティです!白ワインがメインですが、ピノ・ノワールの赤もおすすめ。

当ショップ取り扱い商品はこちら

陽気なヴァン・ナチュール!

こんばんは。

おすすめワインは沢山ありますが、本日のワインはやっとお披露目できたこちら。ドイツの生産者ヴァイングート・ヴァインライヒのナチュール・シリーズ。

慎重で冷静な兄と情熱的な弟、ドイツ銘醸地の一つ、ラインヘッセンの生産者ヴァインライヒ兄弟が産み出すワインには目が離せません!

従来のシリーズは、ワインビギナーからワイン通まで楽しめるスタイリッシュでフレッシュなワイン。それに加えて、チャレンジの自然派ワインが入荷しました。

Tacheles2019/Weingut Weinreich タヘレス2019/ヴァイングート ヴァインライヒ

白ブドウを果皮浸漬(皮や種子ごと発酵)して造られるオレンジワインタイプ。夏みかんやはっさくなどの柑橘の香りにジャスミンのような華やかな香り、アフターにはほろ苦さがあり、まるで旨みたっぷりのグレープフルーツジュースのようです。

Heiter Bis Wolkig2018/Weingut Weinreich ハイター・ビス・ヴォルキヒ2018/ヴァイングート ヴァインライヒ

シャープな酸味が白ワインのようで、「晴れと曇りの間」と名付けられたこのワインは、白ブドウと黒ブドウを半々に混ぜて造られます。「晴れの日もあれば曇りの日もある」私達の毎日の気分にも寄り添ってくれるようなワイン。酸化防止剤無添加ですが、健全なブドウを思わせる淀みのないクオリティです。

ラベルもユーモアあふれるセンス。軽やかで気取らない味わいは、ちょっと後ろ向きになりそうな日にも元気をくれそうな、そんなワインです!

生産者の想い

先日放映された、プロフェッションナル 仕事の流儀。「笑顔をうつす、ひとしずく~ワイン醸造家・斎藤まゆ~」というタイトルで、山梨キスヴィン・ワイナリーの女性醸造家・斎藤まゆさんのことが特集されていました。

第13回ソムリエ世界大会優勝者、故ジェラール・バッセ氏を唸らせたというワインを産み出した斎藤さん。ジェラール・バッセさんと言えば、マスター・オブ・ワインやマスター・ソムリエなどワイン界のトップの資格やコンクールの優勝など、輝かしい経歴の持ち主。マスター・オブ・ワインもマスター・ソムリエもワインのプロとして世界最高峰の資格。その頂点に上り詰めた人が、日本のワインを絶賛するなんてどんなワインなのだろう、その記事を読んだ時、私はそう思っていました。

私がキズヴィン・ワイナリーの甲州を飲んだのはちょうど2年くらい前。バッセさんが食道がんで亡くなったというニュースが入ってきた2019年1月の数か月後でした。

改めて、甲州というブドウは面白いと思う、そして、新しい甲州のポテンシャルを発見したワインと当時のFacebookに書いてあります。

ワインは、それまで私が知っていた甲州とは異なり、アプリコットや黄桃のニュアンス、中心にある果実味とエキスと酸がキレイにバランスの取れたスタイル。

甲州というと、従来のクリーンでフレッシュな柑橘系のフレーバーを持ち味として活かした繊細なスタイル、近年は果皮と共に醸すドライでタンニンを持つオレンジワインにも定評があります。

こんなスタイルのワインを産み出せるこの品種と日本の生産者に魅せられたのを懐かしく思いながら、斎藤さんとキスヴィンワイナリーに見入った夜でした。

まだまだ日本ワインの取り扱いはできませんが、海外の生産者も日本の生産者もきっと想いは同じ。飲み手の元に届くまで、しっかり管理し美味しさを届けられる、その良さを伝えられるワイン屋になるぞ~、なんて思ったのでありました。

しっとりナチュラルなボルドー

こんばんは。今日の関東は1日雨模様でしたが、お付き合いさせて頂いているボルドーワインの輸入元アストルさんの試飲会に行ってきました。感染症対策もしっかりし、30種類弱のワインを試飲。

ボルドーワインというと、ブルゴーニュと並んでなかなか手を出しにくい高嶺の花というイメージですが、アストルさんのワインはデイリー向きからグランヴァンまで幅広いのです。

普段から好んで使わせて頂いている定番から、スポットの蔵出しヴィンテージワインまで。さらに昨今ボルドーの生産者も力を入れているナチュールワインも。

ボルドーにはボルドーの魅力がやっぱりあって、この良さをもっと伝えられたらいいなと思い帰宅したのでありました。曳舟にあるハム&サラミのお店オーティスさんにも立ち寄り美味しいハム&サラミ&チーズもゲット♫

さてまだ取り扱いの種類は少ないのですが、当店おすすめワインはこちら。

Domaine de la Grand Courraye2016/Château Beausejour ドメーヌ・ド・ラ・グランド・クーライ2016/シャトー・ボーセジュール

一般価格 2,500円(税込2,750円) 会員価格2,250円(税込2,225円)

ビオオロジック認証で管理され、草も手入れをせず生やしておくことで、より自然を尊重しながらブドウを栽培しており、自然環境に配慮した造りをしているボルドーです。ボルドーは固くて渋い、飲みにくい、と思ってらっしゃる方にぜひ試して頂きたい飲み心地の良いワイン。でも、ボルドーらしい雰囲気はきちんと感じられます。メルローのしなやかさにカベルネ・フランのスパイスやハーブのニュアンスがいいアクセントになった食卓に欲しい1本です。

こちらは、4月の季節の食卓ワインセット(テーマは筍)のうちの1本です。ご注文は4/15(木)まで!

春の食卓に寄り添うヴィオニエ!

デイリーワインに必須!南仏ランドック、イチオシ生産者のドメーヌクードレ。

どのキュヴェもお値段以上のクオリティですが、なんと言ってもダントツなのは、こちら。

Viognier Pays d’Oc2020/Domaine Coudoulet ヴィオニエ ペイ・ドック/ドメーヌ・クードレ

定価 2,000円(税込2,200円) 会員価格 1,800円(税込1,980円

ヴィオニエらしい白桃や白い花の華やかな香り、それでいてフレッシュな味わいは、もう理屈抜きに美味しいの一言。2020年ヴィンテージがリリースされましたが、例年以上に果実味が瑞々しくて満足度の高い仕上がりとなっています!

4月のワインセットにも含まれています。テーマが筍なので、筍のバター焼きと検証…。

まろやかなエキスがバターの風味に、後口の苦味が筍のほろ苦さとよく合います!

春の味覚を美味しくしてくれる、食卓ワインです。